Edge of Chaos



楽曲
タイトル
光る砂
Frozen
ひまわり
Rose
少女
たとえば あしたのこと

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光る砂

あの日の約束を憶えているでしょう
あなたの不思議な囁きで
この手をとって走って砂漠の風の中
二人やっと見えたあの空と地平線
眼差しの向こうに
今 光が頬をかすめた

繰り返す旋律心を溶かすの
知らない場所二人出逢った
あなたが教えてくれた
宝石より光る
手の平から零れた聖なる地球の欠片
透き通る空気に手を伸ばせば
時がとまる

振り返る肩越しあなたの姿を
一度だけ見失いかけた
吸い込まれそうに青い何処までも続く空
遥かな時と大地のその国の名前
やさしさを運んで
いつか私が帰る日まで

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FROZEN

氷色に光る月が私をみてる
流星その美しい軌道を描く一瞬
差し出す指先が探している
永遠に終らない旅
なくしたサンダルの片方を
忘れないように

闇の中滑り出した小さな船は
今日を告げるやさしい光を迎えにゆく
空に棲む風が騒ぎ始める
この不安を悟ったように
オレンジに染まる雲の影に
鏡の太陽

瞳に映る世界は蜃気楼
いつか触れたその手のかたち
凍てつく唇が覚えている
あの日の微笑み

静かに
ただ立ち尽くす
この星の上
いのちを
つなぐ水と
化石の街・・・

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それぞれの道だから
いつまでも一緒には行けない
あの時笑って言ったのは私の方だった
君の傷ついたような顔をただみつめていた
その理由に気がつく事もなく
君の瞳の奥にはいつも
降り続く雨の景色
ホントの事とウソの事
今心に優しいのは・・・

聞きたい言葉がある
聞きたい声君のその声で
うずくまって立てない私を温める言葉
それは多分君にしか出来ない事で
そしてそれはそんな簡単な事
君の瞳の奥にはいつも
降り続く雨の景色
届かない光を探して
今君の名前を呼んだ

君の瞳の奥にはいつも
降り続く雨の景色
やまない雨の景色
わかってるわかってるわかってる・・・

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ひまわり

遠く
風のゆくこの空を見上げた
夏の
光透けるカ−テンが揺れてた
飛び立とうとする大きな翼に似てる
真っ白な雲
何処までも走れると信じた
その心を今も覚えている
焼けたアスファルトを裸足で走る
追いつけないともう知っていても

きっと
目を閉じたその先にある夢
いつか
その場所に帰ろうとしている
知るはずのない思い出
言葉になんてあらわせなくて
何処までも辿り着けるまで
手放せず抱きしめたままの気持ち
風にこの身体と心を預けて
考え事は後回しにしよう

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ROSE

出逢いは偶然を装った必然
決められていた事なの
逆らう事さえも許されないそれは
運命というものなの?
罪のない瞳で私をみつめないで
深い深い罪に私は落とされる
不用意に突然微笑まないで
鋭いナイフのように心に突き刺さる
止まらないあなたへ向かって流される
救い求める声は誰にも届かない

あなたの言葉はまるで毒のように
私を狂わせてゆく
ひとつひとつが私の手足を縛り
目隠しされているよう
この息苦しさから逃れられないまま
何でもない顔であなたに近付き
そしてすぐに敗北を知る事になるのに
語りかけようとするこの口を閉ざす
予想もしなかったこんな事になるなんて
愚かな女に成り下がってしまった

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少女

ポケットに忍ばせた内緒話ひとつ
秘密に憬れた鏡に映る幼かった少女ひとり
どうして立ち止まるの
どこも痛くないのに
どうして泣いているの
傷ついた訳じゃないのに
お気に入りのスカ−ト
小さくなった時みたいに
パパの背中が遠く見えたお祭りの夜みたいに

枕に押し込んだ昨日の夢のつづき
2度と思い出す事のないように追いかけてこないように
どうして立ち止まるの
振り向いてはいけない
どうして待っているの
もう迎えに来ないひとを
小さなあなたはきっと
いつかの夏の私自身
言葉は一つしか持ってないのあの日から私は

かくれんぼはもう終ったの?
夕焼けが眩しい
みんなの声が遠ざかるのに
出て行けない
小さなあなたを裏切るような気がして

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たとえば あしたのこと

過ぎた事をイチイチ思い返して
今日をつまんなくしてない?
どんなに待っても昨日はやって来ない
後悔してる暇はない
世界中にアンテナ張り巡らして
急ごう
手の届くものは全部つかめるように
何一つ出会った気持ち見逃したくない
瞬間の自分を好きでいられたら
時々は片目閉じて鏡を見てみるの
キラキラしてる愛し日常、反省の毎日

気がついたら一人で乗り遅れてる
そんなのよくある事でしょ?
カレンダ−に何にも予定はないけど
のんびりしてた訳じゃない
息を切らしどこまで走ったとしても
たとえば
手に入るものはほんの一握りだけ
何もかも自分のものに出来るはずはない
見送ってきた沢山の時間
笑ってる写真たちが私に囁くの
明日は続くそれが日常 ドキドキの連続

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