ロッカーの かほりさん

楽曲
タイトル
Night Mare
春の庭
視線
R・G・F
Sirius
星のめぐり
夕暮れ

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Night Mare

忍び寄る影のように
夜は全ての音を飲み込む
振り向かないで
ひととき
夢に酔っていて

口に出さなくても
伝える方法なんていくらでもあるわ
朝が怖いのね
掻き消える幻
忘れてしまうから

炎に焼かれた蝶が
辿り着いた幻想の都
痛みも忘れ
ひととき
夜に恋をする

気付いてないのね
目隠しされてることも更紗のベールで
光を浴びると
融けてしまうでしょう
一夜の熱のよに

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春の庭

どんな安らぎをそこに求めるの
霞んだ色の花の咲く濃い霧の向こう
春は目覚めた身体を両腕で包んで
微笑みを貼りつけた残酷なもの
やさしさだけなら通り過ぎる人と同じ
強い光も届かない白い檻と同じ

透明な箱の底に縫い止めた
金色のコインに刻まれてる知らない文字
春の庭でみつけた秘密の宝物
いつだって最後は希望があるもの
かすかな雨の匂いを呼ぶ四月の風に
今芽吹いたばかりの緑が揺らいで燃える

ゆるやかに時は流れて
眠りを誘うように
囚われたのは誰?

やさしさだけなら通り過ぎる人と同じ
強い光も届かない白い檻と同じ


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視線

夕焼けの色が今胸に届く
少しずつ思い出そうとしてる
あなたの言葉
さいわいとかなしみと
両方をくれる人

一度離れた手をつないでいる
二人の心の中では
ゆっくり歩くことを覚えた日の
気持ちが膨らんでる

ずっと迷いながら
遠回りしていたね
私は黙ったまま
俯くあなたをみつめた


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R・G・F

秘密の話なら
いたずらなあの子に気をつけて
夏の真ん中の物語
きっと聞いたことがあるでしょう
真夜中一人で目が覚めた日には
誰かの忍び笑いが聞こえてきたり
閉じた瞼 花のツユでくすぐられたり
少し待って 扉はすぐそこ
覗く好奇心と忘れる勇気

甘いキャンディを
あなたとあの子に一つずつ
本当はずっとそばにいたの
気の遠くなる昔からね
真夜中一人で泣いている日には
知らず気持ちが温かくなってきたり
涙を拭うようなそよ風が吹いたり
少し待って 扉はすぐそこ
覗く好奇心と目を閉じる勇気


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星のめぐり

輝きを放つもの
輝きを返すもの
想いは流れてどこへ行くのでしょう
あなたの街には小さな光は届きますか
季節を祈りのように瞬きながら

あの星はもう二度と出会うことのない灯火
この瞬間が永遠のように遠い時を渡ってきたものでも

それを淋しいと思いますか
それとも出会えた星の光の祝福と思いますか
いつか私も輝きを届ける星になれますように
それが誰の目にも留まらない
小さな輝きだとしても

そんな夢物語を笑って聞いてくれる人
あなたと手をつなぎ二人で眠ったなら
きっと明日の夢をみる


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